「fdb」オブジェクト出力メモ
少々ややこしい処理のデバッグに地味に役立っています。fdb。
処理の流れを追うだけでなく、変数などのオブジェクトの内容が分かればよりデバッグが楽になります。
step、next等の詳細はこちら。
オブジェクトの内容を出力するのは結構単純で、前回のようなstepとかをしている段階で「print」コマンドを使えば良いです。
例えば、プロパティ「num1」、「num2」を持つクラスのインスタンスである「obj」がある場合、
print obj.
とすればプロパティすべてが出力されます。後ろの「.」を忘れずに。
また、プロパティに「obj」を持つ「obj2」がある場合、
print obj2.
とすれば、「obj」が出力されます。
さらに、
print obj2.obj.
とすれば、obj2のプロパティのobjのプロパティがすべて出力されます。要はパスの指定をしてやればいいと。
これまでの僕の印象では、fdbは
- break
- continue
- step
- next
を覚えれば大抵のデバッグができそうです。
分からない場合、先頭にhelpをつければ使い方が分かります。
help print
以上。