FlashDevelop 3.0.0 Beta2上でコンパイルとかをする
トラックバックで情報をいただきました。ありがとうございます。
【FlashDevelop 3 Developement Build rev.1733 - ConquestArrow.addEventListener(); - actionscriptグループ】
コンパイルのそれらしき設定を見つけたのでメモ。
まずはFlashDevelopにFlex2のコンパイラの場所を教えてあげる。
- FlashDevelopを起動
- メニューの「Tools」>「Installed Plugins...」をクリック、「Installed Plugins」ウインドウが出てくる。
- プラグインのリストの「AS3Context」を選択
- 「Settings...」ボタンをクリック、「AS3Context」ウインドウが出てくる。
- 「AS3」のくくりの「Flex 2 SDK Location」の右側の空白セルをクリック
- 出てくる「...」ボタンを押してFlex2SDKのフォルダを指定
これでOK。
続いて、rootとなるクラスを定義したファイルを指定します。
- 適当なAS3プロジェクトを作っておく
- ProjectパネルでrootとなるSpriteを継承したクラスを定義したファイルを右クリック
- 出てきたメニューの「Always Compile」をクリック
- ファイルのアイコンが下矢印みたいなやつに変わればOK
あとはコンパイルオプション系設定をもろもろ。Projectパネルの上の方に並んでいるボタンの一番右(ウインドウっぽいボタン)を押せば設定メニューが出るので、これを書き換えて設定できます。
まずはOutputタブ。
- 「OutputFile:」は出力するswfファイルを指定します。プロジェクト内のbinフォルダに出力するなら「bin\Test.swf」みたいな。
- あとはステージサイズや背景色、フレームレートなどおなじみ。
「General」部分以外は詳しく分かりません。
次にClasspathsタブ。
「Project Classpaths」にはデフォルトで「<Project Directory>」が入っています。例えば、ソースディレクトリをプロジェクト内のsrcフォルダにしたいなら、いったんこの「<Project Directory>」をRemoveして、「Add Classpath...」でsrcフォルダを指定してやると、パッケージのルートフォルダがsrcに切り替わるようです。
BuildタブとCompiler Optionsタブは詳しくは分かりません。
いよいよコンパイルします。
メニュー下のボタンの中に、歯車っぽいものがあると思います。これをクリック。
すると下の方に隠れているOutputパネルにコンパイルの状況が出力されます。ここでfcshをインストール済みなら、「(fcsh)」が見られるので、無事fcshでコンパイルできているようです!
これで基本的な開発の流れはFlexDevelop上で行えるようになりました。心なしか、fcshでのコンパイルにも関らず、変更していないファイルが再コンパイルされているような気がします。これでは高速コンパイルの恩恵が...。
さらに、開発版Buildであるrev.1732以降ならincrementalコンパイルのバグも直っています。
FlashDevelop 3 Developement Build rev.1733 - ConquestArrow.addEventListener(); - actionscriptグループ
もしやこれのことなのでしょうか。もう少し試してみる必要があるようです。
余談なのですが、ソースにエラーがあると、コンパイルの時点でエラーがResultsパネルに出力されます。超便利...と思っていたら、なんとソースコード内のエラー部分に赤で下線がついていました!死ぬほど便利。